東芝堀川事業所

東芝の前身である東京電気株式会社が、明治41年に川崎工場としてこの地スタートさせたのが、この工場の始まりです。
昭和20年に堀川町工場と改称されると、以降半世紀以上にわたって良質の製品が次々と生み出されてきました。
近年になって、製造ラインは他に移され、技術開発の拠点となるもわずか、
平成12年3月にはこの場所での事業はすべて終息となりました。
神奈川の工業史を物語る貴重な生き証人でしたが、敷地内の建物はすべて解体となってしまいました。

Data
所在地:川崎市幸区堀川町72
構造:S.R.C.造 数棟
設計:伊藤二三、A.H.ムーア
施工:
建築年代:大正3年〜昭和9年

 

 



(C) 近代建築アーカイブクラブ All Rights Reserved.