伊東医院

旧東海道沿いに建てられた、大正期の医院建築です。
通り沿い、建物正面の丸い破風に、細長い上げ下げ窓が特徴。
3本の棕櫚(しゅろ)の木が、いい味を醸しています。
正面から建物左手に廻ると、1・2階とも袴腰型の屋根であることがわかります。
横浜市内の洋風建築でこのタイプの屋根は珍しい部類に入ると思います。
また、昭和に入ってすぐに増築されたという住居部分も洋風の意匠です。(仁木)

Data
所在地:横浜市戸塚区矢部町14
構造:木造2階
設計:
施工:
建築年代:大正14年
備考:横浜市歴史的認定建造物

 



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