米海軍鶴見貯油施設


横須賀や相模原や座間など、現在、在日米軍が基地として管理する敷地の中には
今なお数々の近代建築が存在し、軍の施設として使用されています。

神奈川県HPによると、横浜市鶴見区にある米軍貯油施設は(以下引用)、
「カルテックス石油株式会社(現在は新日本石油株式会社)の所有施設を国が借上げ、米軍に貯油施設として提供した。
在日米海軍横須賀補給センターの管理下にあり、航空機燃料を一旦貯蔵し、ここから鉄道等で横田基地へ供給している。」とあり、
その接収年月日は昭和27年11月21日とされています。
この建物はその敷地内の道路から見え易い位置にあって、2階建てのL字型のプラン、おそらくはRC造と思われます。
その時は、縦長窓の戦前建築の趣きがあったので撮影しましたが、
後に調べたときに、昭和21年の航空写真にこの建物らしきものが写っているのを見つけましたので、
確定はできませんが、米軍施設としては珍しい横浜市内の近代建築として掲載いたしました。

Data
所在地:横浜市鶴見区安善町2
構造:RC造(?)2階
設計:
施工:
建築年代:不詳(戦前?)
備考:



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