K邸

震災復興期に建てられた、外国人向けの市営住宅だそうです。
妻側の、わずかに突き出しているベイウィンドウと庇が、何とも愛らしいデザインです。
そのベイウィンドウの上部を境に、下がイギリス下見板張り、上がドイツ壁風の仕上げという外観。
シンプルながらも、市の震災復興住宅でこのタイプのものは周辺の地域にはこれ一棟しか無く、
今や貴重な存在となってしまいました。(仁木)

※平成17年1月、解体を確認しました。残念です。
Data
所在地:横浜市中区
構造:木造1階
設計:
施工:
建築年代:大正15年
備考:



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